私は、「電源入り切り同じボタン世代」だ。
このボタンを見てほしい。

トイレのウォシュレットボタンだ。
終わった後、
- これをプッシュすると、
- あれをウォッシュしてくれるボタンである。
プッシュして、いきなりストライクすることはマレ。
こちらが、少しずらす。
すると、気持ちいい。
「まるで人間関係のよう」と言ったのは、中谷彰宏さんだったか。
こだわりでも何でも、こちらの思いを少しずらす。
するとお互い気持ちよく過ごせることが、世の中多いですよねぇ。
なんて考えていると、時間が過ぎてしまった。
ふやけてもいけない。
もう一度さっきのボタンを押す。
とんでもないことが起きた。
相手が怒り出したのだ。
小刻みにふるえ、荒れ狂っている。
「いったいどうした!?」
対応に困っていると、ふとボタンが目にとまる。

ボタンの下に、小さく「ムーブ 入/切」と書かれている。
相手がいきなり荒れ狂いムーブをしたのは、この逆鱗に触れたかららしい。
そうか、自分が「約款の小さい文字は見落とす、いや、そもそも読まない世代」であることを忘れていた。
「ってかムーブは、入り切り同じボタンなんかい」
ロマンチックが止まらなければ、ウォッシュもなかなか止まらなかったが、
そこはなんとか、「停」ボタンをみつけ、事なきを得た。
「停ボタンの意味が分かる世代」で、安堵したとかしなかったとか。
知らんけど。