
昨日、深夜2時。
猫に起こされた。
「ニャー」
「ニャー」
丑三つ時である。
ふと横を見ると、亜弥(仮名:カミさん)も起きている気配。
暗いので見えない。
気配だけ。
私もムクッと起きて、一階へ降りた。
別に何かしたわけじゃない。
猫の相手をしたわけでもないし、
エサをあげたわけでもない。
ただ、人を起こさないように見ていただけ。
朝、亜弥。
「昨日ありがとう」
何が?と思った。
「手をこっちに向けて、『俺が行くよ』みたいな感じで起きていったじゃん」
いやいやいや、そんなかっこいいことしてないし。
そもそも、そんなポーズ、絶対取らないし。
ああ、でも、そういえば今でも言われる。
子どもが小さい頃、夜泣きで起きなかったこと。
何年経っても言われる。
だから、今、赤ちゃんがいるお父さん。
夜泣きは起きた方がいい。
本当に。
あとで言われる。
ずっと言われる。
知らんけど。
今回の話。結構、美化されている。
絶対そんなにかっこよくない。
でも逆に思う。
今回が少し美化されているなら、
あの頃の
「全然起きなかった」
という記憶も、
少しだけ反対方向に美化されているのかもしれない。
汚化?
人の記憶って面白い。
良いことも。
悪いことも。
少しずつ物語になっていく。
知らんけど。