最近、マニュアル車に乗っている。
久しぶりのMT車。
クラッチを踏んで、
ギアを入れて、
つないで、
加速する。
そんなことを繰り返している。
ある日、ふと思った。
「あれ?」
ギアチェンジするたび、なんか笑顔になってる。
別に意識しているわけじゃない。
でも、
「今の気持ちよく入ったなぁ」
とか、
「今のシフトチェンジ、うまかったなぁ」
とか。
なんかニヤニヤしてしまうのである。
このことを、亜弥と青葉に報告した。
「俺、ギアチェンジするたび笑顔になってる気がする」
即答だった。
「気持ち悪っ」
まぁ、そうだろう。
自分でも少し思う。
ただ、考えてみると、大人になるとこういう楽しさって減る気がする。
役に立つとか。
効率がいいとか。
成果が出るとか。
そういうことばかり考えてしまう。
でも、
ギアチェンジが気持ちよく決まった。
それだけで嬉しい。
ただそれだけで、少し気元がよくなる。
別に誰かに褒められるわけでもない。
何か得するわけでもない。
でも、楽しい。
そういうの、悪くないと思う。
まぁ、気持ちは、悪いかもしれないけど。
知らんけど。