最近、中古で車を買った。
その車、ガラにもなく土足厳禁で運用している。
いわゆる土禁である。
マニュアル車なので、運転するのは私だけ。
家族で出かけるときはセレナだし、
「せっかくだからキレイに乗ろう」
と思ったのだ。
車に乗る前に草履を脱ぐ。

で、乗る。
リラックス〜。
快適ぃ〜〜。
最高である。
これを思いついた私は、天才だと思った。
先日の話。
スーパーに着いて、
「さぁ買い物するか」
と車を降りようとして気づいた。
靴が、、、
ない。
そして察する。
家の駐車場で脱いだまま、発進したのだろう。
いつもそう。
車に乗ろうとして、屋根にタンブラーを一旦置き、乗り込む。
発進したら、
カランカラ~ン
バックミラーに映る「転がり後ろにはねていくタンブラー」は、かなり痛そうである。
高速でも一度あった。
手に持っていたVANSのハイカットスニーカーを一旦屋根に置き、その他の荷物を車に積む。
発進し、スピードを上げ出した時、バックミラーに見えた。
さっきいた駐車場へと、音もなく後ろにかけていくスニーカーが。
今回は屋根ではない。
「あれ?」
と思ったが、
ないものはない。
裸足でスーパーに突撃してもいいが、結局やめた。
取りに帰ったとき、綺麗に揃えられて待っている草履。
手紙が添えられていたら、縁起の悪いワンシーンにも見える。

人間って面白い。
ルールを作ると快適になる。
でも、そのルールのせいで困ることもある。
車をキレイに保つために土禁にしたのに、
気づいたらスーパーで靴がない。
何事もほどほどが大事なんだろうな。
知らんけど。