今朝、散歩でもしようかなと思っていた。
普通に起きられたし、
「走るか」
「散歩か」
「自転車か」
なんて、少しワクワクしていた。
すると、洗面所から亜弥(仮名:カミさん)の声が聞こえてくる。
「うわぁ、詰まってる!」
→見に行く。
→洗面台に水が溜まっている。
→流れない。
→完全に詰まっている。
それで二人で対応していた。
排水口を見て、
「どうする?」
「どうする??」
と。
気がついたら朝が終わっていた。
たぶん、いつもの私なら思った。
「あぁ、自分の時間なくなったな」
でもそのとき、最近、音声配信で聞いた話を思い出した。
「自分の時間を過ごせなかったのは、誰かと時間を過ごしたからなんですよ」
そんな話だった。
確かに今日は散歩していない。
走ってもいない。
自転車にも乗っていない。
自分の時間は全然過ごせていない。
でも、その代わり。
亜弥と一緒に洗面所を眺めていた。
別にロマンチックな話じゃない。
どうする?
どうする??
二人で排水口を見つめていただけだ。
枯山水を眺めるおじいちゃんとおばあちゃんみたいな風情もない。
ただ、
自分の時間は減ったけれど、
誰かとの時間は増えたのかもしれない。
そう思うと、少しだけ得した気分になる。
知らんけど。