最近、朝は決まってセブンイレブンへ行く。
ホットコーヒーを、ラージとレギュラーで一杯ずつ。
もう完全に行きつけ。
ウィン
自動ドアが開く。
店員さんは、紙コップを二つ用意してくれている。
レジには360円の表示。
あとはnanacoで、
ピッ
「いつもありがとうね。」
注文していないのに、注文が終わっているような感覚だ。
今日は、少し違った。
「ちょっと待って。一個ずつ会計しよう。」
そう言って、まずレギュラーだけ会計。
「レシートちょうだい。」
渡すと、
「今日しか使えないクーポン出てるから。」
そのクーポンを使って、ラージが半額になった。
「今日までだから、もったいないでしょ。」
しかも会計を済ませると、また次のクーポンまで出てくる。
なんだか、私より私のクーポン事情を知っているみたいだ。
……まぁ、この地域のセブンイレブンの女帝だから。
勝手に私がそう呼んでいるだけだけど。
ポイントが貯まるとか、
クーポンで安くなるとか、
もちろん、それも嬉しい。
でも、一番嬉しかったのは、
「今日しか使えないから。」
と教えてくれたことだった。
クーポンの存在は知っていた。
でも、わざわざ会計を分けてまで使わせてくれるとは。
「もったいないじゃない?」
そんな気持ちで動いてくれたんだろうなと思うと、嬉しくなる。
これから無人レジや自動化は、もっと進んでいくんだと思う。
便利になるのは間違いない。
でも、人の良さって、こういうところにあるんだろうな。
常連って、顔を覚えてもらうことじゃなくて、気にかけてもらえることなのかもしれない。
明日もまた、コーヒーを買いに行こう。
知らんけど。