「むしり? 何それ?」
長野県は佐久に行こうと、友だちがいう。
そして、何を食べるかという話になったとき、
「鯉か、むしりか。」
鯉は分かる。
庭園とかによくいるやつ。
食べられるとは知らなくても、魚としては知っている。
でも、
「むしり? 何それ?」
である。
「佐久の人たちにとっては、ケン○ッキーより『むしり』らしいよ」
「鶏なの?」
「鶏。」
「鶏肉?」
「鶏肉。」
友人曰く、発祥の地……というか、発祥の店とも言われているらしい『鳥忠食堂』 に行くことにした。
で、当日。
せっかくなので、
メニューの中の「むしり定食」を注文。
出てきた。

鶏肉、でかっ。
「うぉ〜、皮、パリッパリっ」
「中の鶏肉、やわらけぇ〜」
「とろけるやん、この鶏肉」
むしって食べるから、
「むしり」と命名されたそうな。
大満足で完食した。
そして、友だちからもらった土産がこちら。

「え? 何? インコ味の発泡酒?」
「そそ。」
「いや、ここまで鳥じゃなくても」

「エイプリルフールに、そういうお酒を毎年作っているらしい。ちょうどいいと思って。」
おもろい。
楽しい旅行だった。
知らんけど。