
小学校の週案簿、いわゆる「週案」って、どう使えばいいのか迷いますよね。
「何を書けばいいの?」
「どこまで細かく書くの?」
「ちゃんと使い切れるの?」
私も、使い切れたことがありません。手帳。
※正式には「週指導案簿」。
「週案簿」「週案」と呼ぶことの方が多いですよね。
新年度って、やる気に満ちています。
「あれしようかなぁ」
「今年度は、これやってみようかなぁ」
先生にとって、その気持ちが強くなるのは、やっぱり4月ですよね。
子どもたちも、そうかもしれません。
「本年度は、何やってみようかなぁ」
私は、まず環境を整えようと思って、黒板のマス目を書いてみました。(←※記事のリンクに飛びます)
そして、もう一つ。
「週案簿、がんばってみようかなぁ」
今年は少しずつ手を入れてみたら、3週間でかなり愛着が湧いてきました。
この記事では、小学校教員として実際にやっている週案簿の書き方と使い方をまとめます。
月のインデックス。
年暦の書き込み。
仕事の期限。
子どもたちの誕生日。
しおり。
日記。
週案簿を「書かなきゃいけないもの」から「開きたくなるもの」にするための工夫です。
- 小学校の週案簿の使い方① 月のインデックスを作る
- 小学校の週案簿の書き方② 年暦を書き込む
- 小学校の週案簿の書き方③ 仕事の期限日を書く
- 小学校の週案簿の書き方④ 子どもたちの誕生日を記録する
- 小学校の週案簿の使い方⑤ しおりを作る
- 小学校の週案簿の使い方⑥ 今週のところまで角をカットする
- 小学校の週案簿の書き方⑦ 表紙に落書きする
- 小学校の週案簿の書き方⑧ 来週の予定を書く
- 小学校の週案簿の書き方⑨ 日記を書く
- 小学校の週案簿(週案)の書き方は、「育てる」くらいでちょうどいい
- 関連記事|『バレットジャーナル』を週案簿目線で読んでいます
小学校の週案簿の使い方① 月のインデックスを作る

まず、週案簿をすぐ開けるように、月ごとのインデックスを作成しました。
使ったのはこれ。

ダイソーで売っている、インデックスパンチです。
これを使って、それぞれの月まで、くり抜いていきます。

4月のはじめのページまでは、12個ずつ等間隔にくり抜いていきます。
5月のはじめのページまでは、11個ずつになり、一つ減ります。
それを3月まで繰り返す感じ。
正直、めちゃくちゃ手間でした。
ダイソーのインデックスパンチは、推奨「厚い紙1枚まで」。
無理して、薄い紙5枚ほどやりました。
4月から5月まで行くのに、無理クリ5枚パンチを11発。
「大変。今日は1学期までにしとこ。」
次の日、残り、8月〜3月までやりました。
だんだんパンチの回数が減っていくのが面白い。
そして、
「できたぁ!!」

インデックスシールでやるのが簡単です。
ただ、ここまでやると、すでに愛着が湧いてくる。
シールがピローんとならないのが、いいし。
ここは好みかな。
小学校の週案簿の書き方② 年暦を書き込む

年暦を週案簿に貼る前に、その内容を日々の予定に落とし込んでいきます。
書きまくる。
正直、これも手間でした。
「どうせ年暦貼るんだし、よくない?」
「週ごとに、週案貼ったり、作ったりすればいいじゃん」
そうなんです。
でも、初めてやってみたんですよね。
新年度準備の合間に。
娘のピアノ教室に付き合い、駐車場で待っている間に。
1年分やりきったとき、
「できたぁ!!!」
何、この達成感。
手間をかければかけるほど、湧いてくる愛着。
書き切ったところまでは、使える気がするんですよね。
「この週、何あるかな」
年暦を確認すればいいんですけど、書いちゃったから。
もう開いて確認しちゃう。
都度、開いちゃいたくなる週案簿になってきます。
小学校の週案簿の書き方③ 仕事の期限日を書く

年暦を書きながら、気づいたことを書き込んでいきます。
校務分掌で、自分の係の仕事があるなら、その期限を書いておくと便利。
私の場合、期限の一週前の週に、期限とやることを朱書きしておきます。
写真でいうと、「5/20 個人研究のテーマ提出」。
通知作成の場合、ひと月前が妥当かなぁと思って、6/17 PTA理事会通知と書きました。
不思議ですよね。
書いただけなのに、仕事が少し片付いた気がします。
朱書きだらけで、
「何、この週」
ってなることも、まぁ……あるけど。
ここは、今やらなくても、仕事の期限が出てきたときに書き足していくとよいと思います。
「この日の職員会、総会の運動会係案やらなきゃな」とか。
小学校の週案簿の書き方④ 子どもたちの誕生日を記録する

「希一さん、もうすぐ誕生日なんだね。おめでとう!」
「お父さん、どうした?」
家庭ではアレですが、誕生日を覚えてもらえていると、うれしいです。
その子と話すきっかけにもなるし。
何をするでもない。
ただ、話しかける。
してもいいけど。
週案簿が、本年度の学級色にどんどん染まっていきます。
月ごとのインデックスを作っているから、開きやすさも実感できちゃう。
どんな子か想像しながら、フルネームで書き込んでみてください。
小学校の週案簿の使い方⑤ しおりを作る

よく見る資料を使って、しおりを作ります。
私の場合は、学級の時間割。
作り方は簡単。
- 資料を自分の好きなサイズに縮小コピー
- 色画用紙を裏に貼る
簡単でしょ。
しおりに時間割を貼っておくと、毎週の予定作成が捗ります。
週案を作る際のキモですね。
ヒモが週案簿についている場合は、資料と色画用紙でヒモを挟んで糊付けするとよいでしょう。
紛失激減です。
小学校の週案簿の使い方⑥ 今週のところまで角をカットする

週案簿の今週のところに、簡単にアクセスできるようになります。
私がカットするのは、右下。
指がかけやすいからです。

前週までのところをカットすると、すぐ今週のページを開けるようになります。
「しおりがあるから、いいのでは?」
うん、確かに。
でも、それでもおすすめしたいなぁ。
理由は2つあります。
一つ目は、本当に心地よく開けること。
開きやすさは、使いやすさ。
すぐアクセスできることで、週案簿を使う機会が増えます。
二つ目は、一週間やり切った儀式になること。
「今週もよくがんばったよなぁ」
パチン。
テープカットするみたいに、ハサミで角を切ります。
切るタイミングは、週の終わり。
自分を労わりながら、やっちゃう。
これがいいのよ。
小学校の週案簿の書き方⑦ 表紙に落書きする

オリジナル表紙にすると、また愛着爆上がりです。
私の場合、学校目標を書いたり、誰かの言葉を書いたり、今年大事にしたいことを書いたり。
以前、こんなことを大学教授に言われたことがあります。
「学校目標、言えますか?」
講演会にいた先生たちは、黙ったままです。
「先生たちって忙しいですよね。
『学校目標なんて、意識しているヒマもない』というほどに。
目指す目標も分からず、忙しく走っている。
ただ、一体、どこに向かって走っているのでしょう。」
ブラックユーモアに笑いました。
それ以降、週案簿に学校目標を書くようになったかな。
研究テーマもついでに書いたり。
また、
「先生の最強装備は、笑顔です。」
なるほどねぇ、と思ったら書く。

表紙の落書きは、週案簿のオリジナル感を、加速させます。
小学校の週案簿の書き方⑧ 来週の予定を書く

時間割を見ながら、週の予定を書いていきます。
年暦の行事などは書いてあるので、主に週で指導する内容を書いていきます。
支援学級の先生たち、専科の先生たち、学年会の先生たちと相談するきっかけが、ここ。
そのままコピーして学年会にも使えるので便利です。
完璧に書こうとすると続かないので、
「あくまで予定」
そんな心持ちで書いていきます。
なんだったら、家庭の予定まで書いちゃってもいいですよね。
「子ども、中学参観日」
「青葉、ピアノ、クラスコンサート」
とか。
小学校の週案簿の書き方⑨ 日記を書く
気づいたこと、あったこと、なんでもミニに記録していきます。
これが面白いよね。
その時間にあった、印象的なことや、子どもの発言などを記録していく。
「青葉さんの一言、『トカゲの卵、みてみたい』」ってな感じ。
これがあると、見返したい週案簿になります。
このブログでいうと、ミニログみたいなものかもしれません。
小さいことを、メモするように書く。
だから、すぐできる。
そして、続く。
週案簿の日記も、そのくらいでいい。
詳しく書かなくても、あとで読んで分かる程度に、短く残しておく。
それだけで、週案簿が「読み返したいもの」に変わっていきます。
時間に関係ない、気づいたことは欄外に書いてみる。

未来にもやさしく、過去にもやさしい。
今、安心できる週案簿に育っていきます。
繰り返しになりますが、こうなってくると、愛着が半端ない。
一年間、週案簿を使い切る自信が出てきました。
小学校の週案簿(週案)の書き方は、「育てる」くらいでちょうどいい
週案簿って、最初は「書かなきゃいけないもの」になりがちです。
でも、少しずつ手を入れていくと、
「見たいもの」
「開きたいもの」
に変わっていきます。
それはきっと、小さい記録を、少しずつ積み重ねていけるから。
月のインデックスをつける。
年暦を書き込む。
期限を書く。
誕生日を書く。
しおりを作る。
角を切る。
日記を書く。
そうやって、自分の一年と、学級の一年が、少しずつ積み重なっていく。
先生にとって、最高の味方「週案簿」。
小学校の週案の書き方は、「正解」よりも「続け方」が大事です。
最初から完璧じゃなくていいんですよね。
日々、育てていってください。
週案簿が、帰る場所になります。
知らんけど。
関連記事|『バレットジャーナル』を週案簿目線で読んでいます
週案簿を使いながら、『バレットジャーナル 人生を変えるノート術』を読んでいます。
「これ、週案簿に使えるなぁ」
と思ったことを、小さくスクラップ記事にしています。
※26年5月5日に読み終わりました。
『バレットジャーナル』のおかげで、さらに、細かく週案簿の書き方、使い方がパワーアップしました。
たぶん、ここからが本番。