あおば(仮名:中2娘)が、
「ダルい」
熱は?と訊くと。
「37.2℃。すっごい寒いよね」
子どもだし、悪寒と寒さの区別はついていないのだろう。
自分はロンT一枚で寒くないと思っているので、あおばは悪寒を感じている可能性が高いと思う。
「お風呂は髪の毛洗わない方がいいんじゃない」
と亜弥(仮名:カミさん)が言うも、
「髪の毛洗いたい」
と、早々にお風呂へと向かった。
交代交代お風呂に入り、私が最後にお風呂に入る。
出ると、熱を測るあおばの姿が見える。
「何度?」
「38.2℃」
いよいよ上がってきた。
「熱なんか出るわけない。熱出て休むなんて、うらやましい」
そう豪語するような娘だ。
身体が弱る情けなさを知るのも、大人の階段だよな。
相手を思う想像力は、体験から得られるものかもしれない。
私が肺炎のときも、インフルエンザのときも、若干、冷ややかな目で見られていたことを思うと、素直に心配できない自分がいる。
親なのにね。
知らんけど。