日曜、希一のサッカー観戦は、かなり寒かった。
亜弥が遅れて来たことで、車は2台になった。
「独りで帰るということは」
寄り道も可能。
というこで、帰りにサウナに寄ろうかなと考える。
とにかく芯まで冷えたのだ。
しかし、
「なんか時間がな」
「家帰ってゆっくり風呂入ってもいいか」
家族との時間を大切にしてるっぽくていい。
まぁ、サウナに行くのを我慢したことすら言わないのだが。
自分には嘘をつけない。
ってやつだ。
だからこそ、逆に自分への褒め言葉も真実味を増す。
「サウナより家族との時間を大切にする。
なんてステキな父親だ」
ってな具合。
青葉待つ家に帰り、風呂を洗う。
沸くのを待つ間、家事捗る。
包丁なんて研いじゃったり。
まぁ、この包丁研いでも、誰も気づけないレベルでしか研げない自己満足なのだけど。
自分には嘘をつけない。
「こっそり包丁研ぐ。
なんてステキな旦那だよ!」
ご褒美のゲルマバスが心地いい。
知らんけど。






